謎めいたベルリンの“悪魔の山”へ行ってみた

アメリカにはデビルズタワーという名所があるが、こちらはドイツ・ベルリンにあるトイフェルスベルグ、通称デビルズマウンテン(悪魔の山)。

冷戦時代に瓦礫を積んでできた120mの人口の山で、アメリカ軍が盗聴用として築いた通信施設が今では廃墟となっている。

鮮やかに紅葉した森林が見事でだが、そこに不自然に存在している姿は少し不気味であり、鏡映しの加工によって荒廃した未来都市の一角のようにも見える。

今ではどこからともなくやって来たアーティストによる壁面アートが沢山見られ、観光客も多く訪れる。

辛く悲しい歴史は間違いなくそこに存在するが、アートの力が少しでも癒しとなっていることを祈りたい。

撮影:DJI Mavic air